【環境構築】PostgreSQLの導入方法を初心者でも分かりやすく解説!

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近年、オープンソースのデータベース管理システム(DBMS)の中でも特に注目を集めているのが PostgreSQL(ポストグレスキューエル)!
高い信頼性と柔軟性を備えたこのデータベースは、スタートアップから大企業、さらには教育機関や政府機関まで幅広く採用されている。

PostgreSQLとは

PostgreSQL は、オープンソースで提供されているリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)であり、1986年にアメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の「POSTGRESプロジェクト」から始まり、現在では世界中の開発者コミュニティによって活発に開発・保守されている。
SQL標準に準拠しつつ、独自の機能(例:JSONサポート、全文検索、ストアドプロシージャ、拡張機能など)も豊富で、商用データベースと比べても遜色のない機能性を誇る。

おすすめポイント

高い信頼性とデータ整合性

PostgreSQLはACID特性をしっかりと満たしており、トランザクションの整合性を保証。
これにより、金融・医療などの高い信頼性が求められる分野でも安心して利用されている。  

拡張性の高さ

ユーザーが独自の関数やデータ型を定義できるなど、拡張性に優れているのもPostgreSQLの魅力の一つ。例えば、PostGISという地理情報システム(GIS)向けの拡張も有名。  

無料かつ豊富なドキュメント

導入費用などが一切かからず無料で利用できる為、ビジネスの立ち上げ時にも導入しやすい。なのに、世界中の開発者によってサポートされているから、困ったときにはフォーラムやGitHub、公式ドキュメントから情報を得られる。

導入方法

PostgreSQLの導入は比較的簡単で、一般的な導入方法を紹介。(Windows版)

PostgreSQLのインストール

公式サイトからインストーラをダウンロード。画面が切り替わり、インストーラが起動。

完了したら、セットアップ画面が表示されるので、内容に従って進める。(基本「次へ」でOK)
パスワード、ポート番号(デフォルトで5432が設定。特別指定が無ければそのままでOK)などを設定+メモしておこう。(データベースの接続に必要になるので忘れないよう注意!)

デフォルトのロケールを選択するが、ロケールを使うと文字の処理が遅くなるので、ロケールを使わないことを示す「C」を選択し、「Next」をクリック。「Finish」でインストール完了。

データベースの接続確認

スタートメニューのPostgreSQLフォルダ内の「SQL Shell (SQL)」をクリックし、psqlを起動。

「SQL Shell」が起動されると、「Server ➡ Database…」とプロンプトが順番に表示されるので、何も入力せず『Enter』で進める。パスワード入力の順番が来たら、インストール時に設定したコードを入力(※キーを押しても表示されない為、入力ミスに注意)。
『Enter』を押して、以下の画像のように、「postgres=#」が表示されれば接続確認も完了。

まとめ

PostgreSQLは、信頼性・拡張性・パフォーマンスに優れたオープンソースのデータベース。
無料で使えるにもかかわらず、商用DBにも劣らない機能を提供しており、基本的なSQLを習得すればすぐに実用的な使い方が可能である。

これからデータベースを学びたい方や、MySQL以外の選択肢を検討している開発者にとって、PostgreSQLは非常に有力な選択肢と言えるだろう。

また、DB操作にはA5M2ツールがおすすめ。
直感的に操作できるGUIとなっており初心者~上級者、どの層でも利用されている人気ツールでSQL操作するなら是非試してほしい。

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